DVDFab
DVDFab は DVD,Blu-rayメディアのリッピング・コピー・2層メディアの1層化などの機能を提供しているソフトウェアです。
私用目的でのBlu-ray/DVDのスマホ用のフォーマット変換を行ったりしてましたが、著作権法改正にともない、文化庁による見解では、DVDのCSS, Blu-rayのAACSの回避については改正著作権法上、私用複製であっても行為自体、およびそれを可能にする装置等を譲渡することは禁止されており、罰則規定があります。
http://www.bunka.go.jp/chosakuken/24_houkaisei.html
法規制施行前に入手した 8.2.0.0 (03/08/2012) を使用していましたが、日本国内で DVDFab の CSSやAACS回避部分を利用することは法令違反となりますが、開発元の情報がまだないように思われます。
ところで、DVDFab の機能として、リッピング以外に動画フォーマット変換、DVD作成, Blu-ray作成機能があります。
自分で撮影、または制限のない動画ファイルをフォーマット指定してBlu-rayメディアに焼いたりするのがドラッグアンドドロップで簡単にできる点が便利です。
昔はffmpegとかいろいろアプリを組み合わせてフォーマット変換してましたが、そんな面倒なことはしてられないので、DVDFab 8.2.0.0を使用していました。
DVDFab9系が出ていますが、法規制への対応状況が分からないため、ダウンロードするわけにもいきません。
製造元の公式見解がほしいところですね。
Windows7/8 で GPSセンサーを使う その2 ちょっと寄り道
Windows7/8 で GPSセンサーを使う その1 前ふり~準備まで で、GPSセンサーを Location APIで使えるようにしましたが、Windows8では、GPSセンサーがなくてもある程度の精度ですが、位置情報を取得できます。
Windows 位置情報取得機能 (Windows8のみ)
Wi-Fi 三角測量や IP アドレスを使用して位置情報データを取得するサービスで、ネットワークに接続していると使えます。
無線LANのアクセスポイントのうち、パブリックなものなど位置が既知のものがあれば、SSIDと受信感度から三角測量を行う仕組みが提供されます。
また、ポータブルIPアドレスの場合にはある程度の位置から推測しているようです。
自宅で使用してみると、GPSなし 無線LANの場合では実際の位置とは5m程度の誤差で、有線接続にすると、kmオーダーでずれました。
それでも田舎で天気やタウン情報などを表示するには十分な精度だといえます。
Geosense for Windows (Windows 7)
7用にLocation APIアプリがあまりなかったために作られたのが Geosense for Windows です。
位置計測方法は Google Location Service (WiFi, IP) をつかって、Windows 位置情報取得機能と同様のものが提供されていました。
残念なことにWindows7では最新版1.2に不安定性があり、Windows8では不要ということで、ディスコン、ダウンロードもできなくなりました。
http://www.geosenseforwindows.com/
次は 既存のアプリケーション を使って簡単に利用するやり方をさくっと示そうと思います。
自宅にPC UNIXサーバーを置いた意味、置く意味を考えてみる
私はPC UNIXを使って自宅サーバーを構築してもう10年以上になります。
その用途ですが、
この3つでした。
もともと PC UNIXでのサーバー構築は日常茶飯事でしたし、FreeBSDや Linuxで最新ソースツリーを追いかけてたりしてましたから、趣味+業務の延長でしたし、PCパーツはあまりまくっていたので、ちょっとした状況で作ってみたんですね。
そうしたら、とても便利だったわけですよ。
しかし、10年以上運用を続けるなかで趣味・業務も変化してきましたし、クラウドサービスやらVPSやら登場してきて、無理に自宅サーバーじゃなくてもいいんじゃないか?って思うようになってきましたので、やっているサービスの棚卸しと今後をどうするかって考えるきっかけにしようと書き始めました。
ルーター
経緯: アナログモデム、ISDN TA相手にテレホーダイタイムだけ接続、その後 Yahoo!BBでもファイヤーウォール, NAPTで利用していました。
現況: 数年前にフレッツ光に移行したときにルーター機能は外部から自宅に入るときに sshトンネリングを行う用途にしようとします。
今後: VPNルーターを中古で購入するなりして サーバー機能から分離したいです。
ファイルサーバー
経緯: PCにHDDをぶら下げるとマシン再起動とかやりにくくなるので、ストレージを分離して、samba / NFSによるファイルサービスをしてます。
現況: NASも併用してます。
今後: ハードウェアNASに移行するか、NAS OSで専用サーバー化することを検討してます。
メールサーバー&DNS&ウェブサーバー
独自ドメインのメールをサービスしてましたが、ポータブルIPアドレスでは インバウンド、アウトバウンドとも smtp/tcp がブロックされるようになってから意味がなくなりました。
DNSサーバーについても自宅で行ってますが、ポータブルIPで続けるのは安定性の問題があるので手間がかかりすぎます。
ブログを自宅のウェブサーバーで運用していましたが、ひかりルーターにしたとき、イントラネットワークから公開しているサーバーアドレスへ接続できない(NAPTがかからない)という仕様のため、使用を断念しました。
その頃から外部のブログサービスを利用するようになったこともあって、ウェブサーバーをもつとしたら実験目的でしかなくなってます。
自宅サーバーをもつメリットは?
OS運用スキルについては、VPSなどの登場で、自宅サーバーのメリットではなくなってしまいましたので、残っているメリットとしては、
- 新しいサービスを金銭的にローコストで試せる
- クラウドサービスや外部ホスティングではできない物理的なネットワーク遮断ができる
というぐらいでしょう。
自宅サーバーをもつデメリットは?
- 運用に手間がかかる
- リプレースコストが馬鹿にならない
- 消費電力が馬鹿にならない
ということがあります。
いい加減、楽をしたいし、新しいことを始めるコストは小さいほうがいい。
自宅サーバーをやめる or コスト削減するにはどうする?
サーバー仮想化
物理的に削減するソリューションとして、複数サーバーを仮想化で乗り切ろうかとおもったこともありますが、
- 高速なストレージを確保するために必要なコストが高い
- ESXiでは省電力機能を止める必要がある
80PLUS プラチナ電源で専用ストレージの Ivy BridgeのCPUでマシンを作ったほうが費用対効果が優れているんですよね。
ESXi はRAIDカードをそれなりにお金をかけるか、iSCSIストレージと 10GbEとかないと私にとっては実用性に乏しいソリューションです。
場所がないという理由ならありですが、小規模・ローコストでは仮想化のメリットはほとんど出ませんから、やめました。
VPS
サービスのリストラ等をしないのなら、一番これが有望ですね。
固定IPが必要なサービスはこれに移行させると便利です。
クラウドサービス
メールサービスとかは VPSに乗せるより Hotmailの独自ドメインサービスなどを利用するなどしたほうが便利です。
しかし、Google Apps の小規模無料版が新規受付終了したように、今は独自ドメインでのサービスホスティングを無料でできるHotmailでも今後そういう事態が起こりえます。
あと、外部に何かサービスしたいものがあるという場合には、 Amazon ECなどは便利だとおもいます。
ARMサーバー/ATOMサーバー
ラズベリーパイや OpenBlocks みたいな消費電力の低いサーバーへ切り替えるというやり方です。消費電力は下がりますが、パワーも劇的に下がるという問題があります。
ATOMサーバーも最近では出てきました。
Out of Order 実行が入ってきて、パフォーマンスもアップしていて、Pentium 3 / 815マシンが 30Wぐらいで運用できているのですが、それと同等で桁違いのパワーを出しますから、お得感がありますね。
いろいろ用途・手段が妥当であればサーバーを今後とも自宅に置き続けるでしょう。
しかしできるだけ機能は分割して、保守作業の簡略化を図りたいとは思います。
一台に何でもかんでも入れるのは、入れ替え作業を計画するだけで頭痛ものですからね。
ネットワークTVボックス「BRX-NT1」のソフトウェア更新についての注意
BRAVIA 用の ネットワークSTB BRX-NT1 のソフトウェア更新の対応方法変更のお知らせがでています。
http://www.sony.jp/bravia/info/20081215.html
1.32未満のユーザーについて 2013/3/31 までに更新しないと、面倒になりますってことなんですね。
私も持っているのですが、うちの BRAVIAは KDL-40F5とKDL-19J5なもので、
40F5はアクトビラフル,DLNA(MPEG2,AVC)に対応してますし、19J5もアクトビラやDLNA(MPEG2のみ)です。
この STB は DLNAレンダラー/プレイヤー機能がないため、箱にもどして保管しているわけです。
http://zigsow.jp/?m=zigsow&a=page_fh_own_item_detail&own_item_id=129866
もともと F5より2世代前の X7000とか対応の商品なので、ネットワーク接続機能があるW/F/J5シリーズで使うメリットは薄いのですが、J5はアクトビラフルに非対応なのでLANケーブルを2個接続できるならアリです。
さて、念のため電源いれてバージョンを確認してみます。
1.32でした。最新ですね。
せっかくなので、アクトビラで視聴してみます。ちゃんと見れますね。
ただ数分ポーズして再開すると画面が崩れることがありました。
停止して再開すればOKですが、ストリーミングらしいトラブルですね。
Evernote のアップデート不具合 (.\Bootstrapper.cpp:886 0x643: Fatal Error During Installation)
4.6.3 から 4.6.4.8136 (268644) への更新で、タイトルの通りの不具合が Windows7 64bit環境で発生しました。
自動アップデートでも、手動アップデートでも失敗します。
Evernoteのフォーラム で、Windows8 で同一の不具合が取り上げられています。
http://discussion.evernote.com/topic/36008-bootstrappercpp886-0x643-fatal-error-during-installation/
私の場合、
- Evernoteをアンインストール
- 最新版をインストール
という手順で解決しました。
それにしても、4.6.3のとき、それ以前のバージョンのmsiパッケージがなくなってたりしてアンインストールできなかったり、今回のトラブルはちょっと微妙な感じです。
次はこういうことがないようにしてほしいものです。
環境光センサーとか
Windows7 から Sensor APIが用意されたのですが、今ひとつ目立っていません。
国内で周辺機器として発売されたものでいえば、GPS関連を除けば、I-O DATAの「Sensor API」の人感センサー対応デバイス「SENSOR-HM/ECO」しか知りません。
Sensor APIを調べるついでに、MSDN Blog 「位置情報とセンサーを使った魅力的なアプリの開発」を見ていて、改めて気づいたことが一つありました。
引用ここから
Windows 8 認定を取得したすべてのタブレットとコンバーチブル PC には、以下のセンサーが搭載されています。
- 環境光センサー (ALS)
- 以下のセンサー ハードウェアを活用した 9 軸センサー フュージョン システム
- 3D 加速度センサー
- 3D ジャイロ センサー
- 3D 磁気センサー
引用ここまで
ALSについては、ACPI 3.0b 準拠のクラスドライバが Windows7でサポートされてたようです。
もともと SensorAPI は、iOSやAndroi機で提供されているような、位置、ローテーション、環境光、近接センサーなどは想定されていて実用化されているのですが、
温度センサーとかにはさほど興味がないようです。
せっかく ACPI にしても、S.M.A.R.T.にしろほかの方法にしろ温度センサーがあるし、
いまどきのCPUやマザーボードでは 温度だけでなく、消費電流も取れます。
(GA-Z77X-UD5Hとか VRMごとに取れてる)
本来なら消費電力が高いなーっておもったら何かするようなアプリとかも作れるってことなんですよね。
ほかのAPIでとった結果でも、UMDFのドライバをつくって Sensor API を提供できることは、すでに GPSDirectなどが示しているわけなので、もっと提供されてもいいと思いますが、どうなんでしょうね。